樋元栄佑のブログ

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樋元栄祐のおすすめ。





御菓子司 最上屋
民芸菓子 三角だるま



だるまさんたちのなんとも賑やかな話し声が聞こえてきそうな雰囲気ですが、今回ご紹介するこちらは、新潟の民芸品「三角だるま」を象った最中です。
いまでは作る人が少なくなってしまった民芸品を最中で表現し、中には珍しい紫蘇あんを詰めました。
高さ9センチほどですが、サクッとした皮にあっさりとした紫蘇のあんが絶妙な組み合わせです。色彩も華やかで、和紙を使ったボックスや包装紙にもだるまさんのイラストが描かれ、新年にぴったりの和菓子といえます。


とぼけただるまさんに、ぎゅっと詰めた紫蘇あんが美味!!樋元栄祐でした!

樋元栄祐のおすすめ。





梅月堂
ラムドラ




頬張った途端に広がるのはラム酒の香り。大人のどら焼きとして愛される「ラムドラ」です。職人泣かせと言われるほど焼くのが難しい配合の皮は、卵の風味が濃く、しっとり。北海道産の大納言小豆を炊いたあんは、ストレートなおいしさ。
ここに、マイヤーズのラム酒に漬けたレーズンの芳醇な香りが加わります。
意外な組み合わが、忘れがたいおいしさに。大正10年創業、鹿児島の老舗菓子店「梅月堂」からのお届けです。



ふんわりラムの風味が香り立つ大人の、しっとりどら焼きです!樋元栄祐でした!

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御堀堂
外郎 小形



米粉から作られていることが多い他地方の外郎(ういろう)とは異なり、わらび粉を原料とする山口の外郎はみずみずしく、やわらかな口当たりが特徴。
なかでも、外郎ひと筋に伝統の味を守り続けている、老舗「御堀堂(みほりどう)」の外郎は独特の舌触りと奥深い味わいで、古くから地元の人たちに愛されています。
最近では、その味わいが評判となり、こちらの外郎を指名するフードスタイリストも。
今まで食べた外郎の概念を翻すおいしさは、プロのお墨付きです。
味は特製小豆あんに白砂糖を使った上品な白、黒砂糖を使ったコクのある黒、抹茶の三種類。蒸したてを真空包装しているので日持ちがしますが、届いたらなるべく早く食べるのがおすすめ。
固くなった場合は袋のまま熱湯に3分ほど入れ、しっかり冷ましてから食べるとふるふるとした食感が戻ります。
お皿に並べるなら、凸凹とした面を上にして。こちらが「御堀堂」外郎のお顔だそうです。


今までの外郎(ういろう)イメージを覆す、しっとりもっちり極上の味わいでした!
樋元栄祐